近現代

神兵隊事件 ― 右翼クーデター未遂

🇯🇵日本

1933年7月、元海軍大尉前田虎雄・天野辰夫(大日本生産党)らを中心とする民間右翼グループが、斎藤実内閣打倒と天皇親政実現を掲げて計画したクーデター未遂事件。首相官邸・警視庁・各政党本部を航空機による爆弾投下と地上部隊の襲撃で制圧し、閣僚・政党指導者を殺害、皇居前で「神兵隊決起の文」を奉呈する予定だった。7月11日未明の決起直前に警視庁特高課が情報を察知し、大川周明を含む約50名を検挙して未然に防いだ。血盟団事件・五・一五事件に続く昭和テロの波で、民間右翼による大規模クーデター計画としては最大級。首謀者は比較的短期間で釈放され、以後の右翼運動に影響を残した。

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