近現代
モロッコの独立
🇲🇦モロッコ
1956年3月2日、フランスとモロッコが共同宣言に調印し、44年に及んだフランス保護領支配が終わった。4月7日にはスペインも北部保護領の放棄に同意し、国際管理下にあったタンジールも同年モロッコに復帰した。独立運動は、1944年1月にイスティクラール(独立)党が独立要求の宣言を発表して以降に高まり、フランスが1953年にスルタンのムハンマド5世を退位させて国外へ追放すると抵抗はいっそう激化した。植民地体制への反発とアルジェリアでの戦争の激化を背景に、フランスは1955年11月にムハンマド5世の帰国を認め、独立交渉に応じた。1957年にムハンマド5世は国王(マリク)の称号を用い、モロッコ王国としての体制が整えられた。