中世
ポトシ銀山の発見
🇧🇴ボリビア
アンデス高地のセロ・リコ(「豊かな山」)で大銀鉱脈が発見され、スペイン領アメリカ最大の銀産地となった。麓に築かれた鉱山都市ポトシは17世紀初頭には人口十数万を数え、当時世界有数の大都市に成長した。採掘には先住民を強制的に徴用するミタ制が導入され、過酷な労働により多くの犠牲者を出した。ポトシ産の銀はスペインの大帆船隊でヨーロッパへ、またマニラ・ガレオン貿易を通じてアジアへも流れ、16〜17世紀の世界経済に大きな影響を与えた。ポトシ市街は1987年にユネスコ世界遺産に登録されている。