古代
赤壁の戦い(せきへきのたたかい)
🇨🇳中国
208年、長江中流の赤壁(現在の湖北省)で、華北を統一して南下した曹操の大軍と、孫権・劉備の連合軍が激突した戦い。荊州を接収した曹操は水軍を擁して長江を下ったが、北方出身の兵士は水上戦に不慣れで、軍中には疫病も蔓延していた。孫権軍の主将・周瑜は部将・黄蓋の献策による火攻めで曹操の船団を焼き払い、連合軍が大勝した。敗れた曹操は華北へ退き、長江流域への進出を断念。戦後、孫権は江南の支配を固め、劉備は荊州南部から益州(四川)へと勢力を広げ、のちの魏・呉・蜀による三国鼎立の形勢を決定づけた。『三国志演義』では諸葛亮の活躍などが脚色され、中国史上最も有名な戦いの一つとして語り継がれている。