何千年も前から人類の精神的支柱となり、文明の発展や文化・政治に多大な影響を与え続けてきた世界の多様な宗教。キリスト教、イスラム教、仏教をはじめ、ヒンドゥー教や日本の神道など、それぞれの成立過程と歴史的展開をたどります。
古代から現代に至るまで、人類の歴史は宗教と深く結びついています。紀元前にインドで生まれた仏教、紀元1世紀にパレスチナで生まれたキリスト教、そして7世紀にアラビア半島で生まれたイスラム教。これら三大宗教は、国境や民族を越えて普遍的な教えを広め、各地域の美術、建築、哲学、そして国家の枠組みに甚大な影響を与えながら人類の価値観の基盤を築きました。
釈迦(ガウタマ・シッダールタ)がインドのルンビニで生まれ、菩提樹の下で悟りを開いて仏教を開いた。四諦・八正道を説き、カースト制度を否定する平等思想は民衆に広まっ...
ナザレのイエスはガリラヤ地方で「神の国」の到来を宣べ伝え、病人を癒す奇跡を行い弟子を集めた。しかし当時のユダヤ教指導者と対立し、ローマ総督ポンティウス・ピラトゥ...
預言者ムハンマドがメッカからメディナへ移住(ヒジュラ)したこの年がイスラム暦元年とされる。610年の神の啓示に始まったムハンマドの布教は、ヒジュラ後に急速に拡大...