中世
シャイバーニー朝の成立とティムール朝の中央アジア支配の終焉
🇺🇿ウズベキスタン
遊牧ウズベクの指導者ムハンマド・シャイバーニーが1500年にサマルカンドとブハラを占領し、マー・ワラー・アンナフル(トランスオクシアナ)におけるティムール朝の支配を終わらせた。シャイバーニーはチンギス・ハンの長子ジョチの家系を称する人物で、彼が築いた王朝は後にブハラを本拠とするハン国へと発展する。この過程でサマルカンドを追われたティムール朝の王族バーブルはアフガニスタンのカブールへ逃れ、のちに北インドへ進出してムガル帝国を興した。シャイバーニー自身は1510年、サファヴィー朝のイスマーイール1世との戦いで敗死し、以後の中央アジアはウズベク系の諸ハン国とイランのサファヴィー朝が対峙する構図となった。