1815年 〜 1860年
井伊直弼
別名: 井伊掃部頭・いい なおすけ
彦根藩第15代藩主、江戸幕府最後の大老。1858年に大老就任後、孝明天皇の勅許を得ないまま日米修好通商条約を独断調印し、将軍継嗣問題で紀州慶福(家茂)擁立を強行。反対派を大量処罰した「安政の大獄」で吉田松陰・橋本左内ら多数を処刑し、強権政治で幕府権威を一時的に立て直したが、反発を招いて1860年3月、登城途中の桜田門外で水戸・薩摩浪士に暗殺された(享年44)。茶人・歌人としても知られ、彦根の埋木舎で過ごした青年時代の文化的素養と政治家としての強硬さの落差で、現在も評価が分かれる人物。