近世
池田屋事件 ― 新選組による尊攘派襲撃
🇯🇵日本
1864年7月8日(元治元年6月5日)、京都三条小橋の旅館・池田屋で、新選組(局長近藤勇・副長土方歳三)が、潜伏していた尊王攘夷派の志士約20名を襲撃した事件。長州藩士・古高俊太郎の自白から、京都御所に火を放ち孝明天皇を長州に拉致する陰謀(と新選組は認識した)が発覚し、近藤勇率いる10名が池田屋に踏み込んだ。吉田稔麿(松陰の門人)・宮部鼎蔵ら9〜11名が斬殺、20数名が捕縛された。長州・土佐の有力志士が一夜で大量に失われた打撃は深刻で、長州藩内では「弔い合戦」を求める激派が主導権を握り、約1か月後の禁門の変(1864年7月19日)へと一気に突き進んだ。新選組の名はこの事件で全国に轟いた。